ここが、タシュカです!
タクスカは月曜日から水曜日まで午後12時から午後10時30分まで、木曜日から土曜日まで午後12時から午前2時まで営業しています。自己ガイドの食べ物ツアーですので、訪れる前に各試食場所のスケジュールを必ずご確認ください。これらの店舗は私たちが所有しておらず、スケジュールは予期せず変更されることがあります。
この店は、中世のころからポルトの町に存在していた昔ながらの食堂を復活させたい、と思ったティアゴとエリオ兄弟が2013年にオープンさせました。当時の食堂は、たいてい農民たちが所有し、そこで自分たちの作物を売っていました。産業革命がおこったころには、これらの場所は労働階級の男たちがサンドイッチと一杯のワインといった安い食事をするための場所にかわり、さらに重要な場所としての地位を得ました。
ポルトの町に点在する “tascas(タシュカス)” や “tabernas(タベルナス)”といった大衆食堂をめざすたくさんの店の中で、ここ、タシュカはもっとも信頼できる、本物の店といえるでしょう。何ひとつ贅沢でなく、価格も高くない、まさに2000年代の前のままです。もうお気づきになったと思いますが、タシュカは私たちのポルトでのもっともお気に入りの場所のひとつです。なぜか?なぜなら、カウンターに食べ物をとりにいって、この瞬間を楽しむ、そんなシンプルで正直な場所だからです。
この4番目のテイスティング・プレイスで、天井からつられている生ハムの原木から直接切りとられる熟成生ハムを使ったサンドイッチを味わってみましょう。この生ハムは、ポルトガル北部だけに存在する、ビザロという特別な種の豚を15か月間、乾燥熟成させ、作られています。
あなたが聞きたいことは、もうわかっていますよ。「でも、私のサンドイッチはどこにあるの?」
あとは、コードをウェイトレスに見せるだけでOKです。
もし、あなたが本物のトゥリペイロ(ポルト住民の愛称)風にやってみたいなら、ポルトガル語でありがとう、と言ってみましょう。「あなたが女性なら、“オブリガーダ”、男性なら“オブリガード」、このように私たちの両親は私たちに教えたのです。
大切なインフォメーション:鈴が鳴るのを聞きたいのでないかぎり、この場所で水のボトルを注文するのは、やめましょう。そう、これはタシュカがあみだした、アルコールを飲まない客をからかう手段なのです。
- テイスティング・プレイス #5:ファブリカ・ダ・ピカリア
- 住所: Rua da Picaria 72, 4050-477 Porto
- 営業時間:
月曜から金曜:午前11時から午後11時まで - 連絡先: +351 22 321 9209